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HONZ定例会 2012 4月の「今月読む本 その1」

Posted by erkazm on 04.2012 HONZ 0 comments 1 trackback
爆弾低気圧が日本中を大騒動にした翌日は、HONZ4月の定例朝会である。
いつにも増して眠そうな山本尚樹とエレベーターが一緒になった。
「昨日、大阪から帰れなかったんっすよ」

それじゃなくてもミャンマー行ったり巌流島行ったりして忙しそうなのに、大変だよなあ、と思ったら、きっちりをそれも2本も上げていた。いやはや、頭が下がる。

今日はオブザーバーは成毛の本の編集関係者がふたり。
新規にHONZのメンバーになったのは、大阪大学教授の仲野徹先生と新潮社の足立真穂。3月の例会に参加して、すっかり虜になったらしい。仲野先生はスカイプで参戦することになっていたのだが、誰もアクセスできない。

大慌てでメールすると「インストールしただけで何もやっていない」との返事。

思わず全員前のめりに倒れるが、そこは編集長の土屋敦『白い死神』ばりの冷静さで対処し、画面には無事、にこやかに手を振る仲野先生登場。
ただし、土屋のPCの状況が不安定でときどき固まってしまうのだが、ヨシモト芸人のキメ顔のような絶妙なタイミングでフリーズするのが不思議だ。
スカイプ同士、大阪とオーストラリアとの対面も終わっていよいよ「今月読む本」の開始。

まずは仕事の都合で早退する高村和久


2050年の世界地図―迫りくるニュー・ノースの時代2050年の世界地図―迫りくるニュー・ノースの時代
(2012/03/23)
ローレンス・C・スミス

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ここ最近、こういう近未来の本がたくさん出てるよね、と成毛。
確かに多く出ているかもしれないが、HONZのメンバーが好んで紹介するからなのかもしれない


わたしが子どもだったころ イチ! (一般書)わたしが子どもだったころ イチ! (一般書)
(2012/02/15)
NHK「わたしが子どもだったころ」制作グ

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NHKの番組を4巻本にしたもの。それぞれの時代に応じた子どものころの記憶。数年ちがっただけで、町が隣だけなのに、見ている風景が全く違う。


邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纒向遺跡―石野博信討論集邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纒向遺跡―石野博信討論集
(2012/03/29)
石野 博信、森 浩一 他

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今でも熱く繰り広げられる議論の最前線。決着点はどこなのだろう。

先月はイギリスへ出張中していた村上浩。お久しぶり。


どん底 部落差別自作自演事件どん底 部落差別自作自演事件
(2012/04/02)
高山 文彦

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あああ、とため息をついたのは内藤潤。実はこのふたり、趣味が似ているのかとてもカブる率が高い。『水平記』など被差別関係に詳しい高山文彦の新刊。


今度こそわかるゲーデル不完全性定理 (KS理工学専門書)今度こそわかるゲーデル不完全性定理 (KS理工学専門書)
(2012/03/09)
本橋 信義

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「そりゃ、何?」って人と、「ゲーデルは理解したいよね」という人、真っ二つ。わかりたいと思う人は是非。


受験算数――難問の四千年をたどる (岩波科学ライブラリー)受験算数――難問の四千年をたどる (岩波科学ライブラリー)
(2012/03/16)
高橋 誠

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村上は30代だが鶴亀算を知らないという。え、植木算とか旅人算とか知らないの?小学校で習ったでしょう?と行っても賛同が得られなかった。いつから教えなくなったんだろう?

こんな風にまとめてあると便利。
http://www.din.or.jp/~kazu_y/math/#2

顎鬚を蓄え、賢者のような風貌になりつつある山本尚樹


モンスター - 暗躍する次のアルカイダモンスター - 暗躍する次のアルカイダ
(2012/03/23)
山田 敏弘

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ビン・ラディンなきあと、台頭してくるのはどこか。


知識と経験の革命―― 科学革命の現場で何が起こったか知識と経験の革命―― 科学革命の現場で何が起こったか
(2012/03/20)
ピーター・ディア

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17世紀の科学革命について詳細に書かれた本。


三つの旗のもとに―アナーキズムと反植民地主義的想像力三つの旗のもとに―アナーキズムと反植民地主義的想像力
(2012/03/16)
ベネディクト・アンダーソン

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東南アジア史に詳しい著者の新刊。山本はずっと読み継いでいるようだ。

先日のピダハン奪取でHONZメンバーの多くを敵に回した内藤潤


近代のまなざし―写真・指紋法・知能テストの発明近代のまなざし―写真・指紋法・知能テストの発明
(2012/03)
山下 恒男

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写真、指紋、知能テストという副題。科学による匿名の個人を決める手段。


白物家電の神話 モダンライフの表象文化論白物家電の神話 モダンライフの表象文化論
(2012/03/16)
原克

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パソコンやオーディオとは違う生活に密着した電化製品について。


極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民極寒のシベリアに生きる―トナカイと氷と先住民
(2012/03/31)
高倉 浩樹

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シベリアの入門書だそうだが、内藤がトナカイに興味があるとは思えないのだけど。

祝、息子さん誕生の新井文月
(子どもの名前は弥生か!というヤジあり。違うそうです)


股間若衆: 男の裸は芸術か股間若衆: 男の裸は芸術か
(2012/03/30)
木下 直之

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何人かダブっている。数年前の芸術新潮で大評判になった特集を書籍化。
あそこの曖昧模っ糊りの謎に迫る。糊?


私は東ドイツに生まれた―壁の向こうの日常生活私は東ドイツに生まれた―壁の向こうの日常生活
(2012/03)
フランク リースナー

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本当に東ドイツ生まれの著者(NHKドイツ語講座講師)のよかった時代について


中世ヨーロッパの武術中世ヨーロッパの武術
(2012/03/01)
長田 龍太

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著者が日本人なのに驚く。今回、私が一番欲しいと思った本。大剣や小刀、体術などを図示している。膝カックンという技があるのには笑った。

PCを向かい合わせにして仲野先生との挨拶を済ませた久保洋介


江戸のハローワーク (双葉新書)江戸のハローワーク (双葉新書)
(2012/03/07)
山本 眞吾

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江戸時代の職業斡旋。30種類ほどが紹介されていて、美しい浴衣姿の女性が供してくれる麦茶屋、なんて現代と変わらないね。


軍拡と武器移転の世界史―兵器はなぜ容易に広まったのか軍拡と武器移転の世界史―兵器はなぜ容易に広まったのか
(2012/03)
不明

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学生時代に専攻していたことに大変近いんだそうだ。


日本を創った男たち   ─ はじめにまず“志”ありき ─日本を創った男たち ─ はじめにまず“志”ありき ─
(2012/03/08)
北 康利

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幕末から昭和にかけての実業化列伝。有名どころから注目されるべき人までを網羅。

大阪からスカイプで参加の仲野徹。ピダハンが取られたことを相当悔しがっている。


未来国家ブータン未来国家ブータン
(2012/03/26)
高野 秀行

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UMAを探して世界中を行く高野秀行らしい一味違ったブータン本。


エースの資格 (PHP新書)エースの資格 (PHP新書)
(2012/02/15)
江夏 豊

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江夏豊が語るエースの資格。そりゃ大阪人なら読まないわけにはいかないでしょ。


全国 城攻め手帖全国 城攻め手帖
(2012/01/20)
風来堂

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最近流行の城マニアが全国各地の城を訪ねたときに、印をしていくいわゆるご朱印帳みたいなものか?

夕べの化粧も取らずに朝までレビューを書いていた麻木久仁子


「地球温暖化」神話 終わりの始まり「地球温暖化」神話 終わりの始まり
(2012/03/09)
渡辺 正

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脱原発のために火力発電を推進するには、CO2問題を解決しなければならない。その基礎知識のため。


松尾貴史の「超常現象・都市伝説」松尾貴史の「超常現象・都市伝説」
(2012/03/20)
松尾貴史

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最近のタレント洗脳問題にしても、トンデモ科学問題にしても真っ向から意見を言う芸能人があまりにも少ない。その数少ないひとり。笑って勉強になる一冊。


〈身売り〉の日本史: 人身売買から年季奉公へ (歴史文化ライブラリー)〈身売り〉の日本史: 人身売買から年季奉公へ (歴史文化ライブラリー)
(2012/03/21)
下重 清

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遊郭やら子減らしやら奉公やら、日本の身売りについて考察した本。

自分の知らない本が世の中にこんなにあるのか、と驚嘆したという足立真穂


イエスの言葉 ケセン語訳 (文春新書)イエスの言葉 ケセン語訳 (文春新書)
(2011/12/15)
山浦 玄嗣

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ケセン語訳した聖書から抜き出した一冊だが、元のケセン語聖書の出版社は、先の津波で流されてしまったのだそうだ。しかし聖書だけは、箱にきちんと入って助かったとか。
現在「お水潜りの聖書」として人気を呼んでいるそうな。

インフルエンザも完治し、爽やかな土屋敦


現代語から古語を引く 現古辞典現代語から古語を引く 現古辞典
(2012/03/24)
古橋 信孝、鈴木 泰 他

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古語を現代語にする辞典は当たり前だが、現代語を古語にするという画期的な一冊。


これで使える 機能性材料パーフェクトガイド (KS理工学専門書)これで使える 機能性材料パーフェクトガイド (KS理工学専門書)
(2012/03/17)
大竹 尚登、神崎 昌郎 他

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内容はともかく、帯裏の一言が強烈「読まぬは一生の損」今月の帯大賞(って初めてです)


ご家庭にあった本: 古本で見る昭和の生活ご家庭にあった本: 古本で見る昭和の生活
(2012/03/15)
岡崎 武志

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かつてご家庭にあった様々な本を紹介。図が一切なく、言葉だけで教えるルンバの踊り方とか。

取材が忙しく久しぶりの登場の栗下直也。彼も先月パパになった。


女中がいた昭和 (らんぷの本)女中がいた昭和 (らんぷの本)
(2012/02/22)
小泉 和子

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去年はメイドブームだったので今年は女中が来る!と熱く語ったあと、仲野から「ちょい読みでおくったでぇ~」の声。センセイ、もちょっと早く言ってください。


銀行員のキミョーな世界 - なぜ行内事情を押しつけるのか? (中公新書ラクレ)銀行員のキミョーな世界 - なぜ行内事情を押しつけるのか? (中公新書ラクレ)
(2012/03/09)
津田 倫男

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銀行の担当になりたいとアピールしていたようだが、4月1日の異動は叶わなかった。銀行員はなぜ客を怒らすのか、などの謎を解く。麻木が鋭く反応し「それは是非知りたいわ!」とのこと。


飼い喰い――三匹の豚とわたし飼い喰い――三匹の豚とわたし
(2012/02/23)
内澤 旬子

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世界屠畜紀行の内澤旬子の新刊。そういえば誰も紹介してなかったなあ。自分で飼って自分で食べる、という豚飼いの原点のような一冊。

昨日の爆弾低気圧に恐れをなし、書店に行けなかった東えりか


仮設のトリセツ―もし、仮設住宅で暮らすことになったら仮設のトリセツ―もし、仮設住宅で暮らすことになったら
(2012/02/29)
岩佐 明彦

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いつ何時、仮設住宅のお世話になるかわからない今、できるだけ快適に過ごしたい。中越地震をきっかけに新潟大学工学部がまとめた一冊。


日本全国津々うりゃうりゃ日本全国津々うりゃうりゃ
(2012/03/23)
宮田 珠己

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脱力系ノンフィクションの第一人者の、いつにも増して力の抜けきった紀行集。思わぬところで吹きだすので、人前では読まないでください。


動物と分かちあう人生動物と分かちあう人生
(2012/02/24)
エリザベス・オリバー

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在日40年のイギリス人女性が、阪神大震災、東日本大震災を通してみた保護動物の実態。

相変わらず布袋さんみたいな袋に本をいっぱい詰めて登場の鈴木葉月


プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1
(2012/03/10)
岡田友輔、鳥越規央 他

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これは誰一人としてチェックしてなかった本。マネーボールの日本版で、日本のプロ野球チームを実践的、戦略的に分析した本。野球ファン必見。中畑監督に送ってあげたい。


月経のはなし - 歴史・行動・メカニズム (中公新書)月経のはなし - 歴史・行動・メカニズム (中公新書)
(2012/03/23)
武谷 雄二

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女心を理解するためか?


ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物 (サイエンス・アイ新書)ぞわぞわした生きものたち 古生代の巨大節足動物 (サイエンス・アイ新書)
(2012/03/19)
金子 隆一

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成毛も持ってきていた本で、人間より大きなぞわぞわするムシを想像していた。ひゃー!

爆弾低気圧もなんのその、風が強くなる前にゴルフを楽しんでいた成毛眞


もし僕のパパがロックスターだったら~コネと七光と醜聞と~もし僕のパパがロックスターだったら~コネと七光と醜聞と~
(2012/03/27)
ゾーイ・ストリート・ハウ

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ジョン・レノンを筆頭にした大スターの子どもたちへのインタビュー


興奮する匂い 食欲をそそる匂い ~遺伝子が解き明かす匂いの最前線 (知りたい!サイエンス)興奮する匂い 食欲をそそる匂い ~遺伝子が解き明かす匂いの最前線 (知りたい!サイエンス)
(2012/03/16)
新村 芳人

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ポップでかわいい装丁に騙されそうだが、実はかなり専門的。匂いの科学も面白い。


先生、モモンガの風呂に入ってください!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、モモンガの風呂に入ってください!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学
(2012/03/13)
小林 朋道

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鳥取環境大学小林ゼミの5冊目。

さてここで一巡目。カブった本も多いけど、それぞれ個性的なものを選んできたなという印象だ。ここのところ、ガッツリしたレビューが続いているので、少し脱力系の紹介をしていきたいと個人的には思う。

というわけで、学生の推薦と+αの「今月読む本 その2」は土日の深夜にでも更新します。
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2012.04.26 09:31 まとめwoネタ速suru

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