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LGBT 自分らしくありのままで『夫夫円満』

Posted by erkazm on 16.2014 HONZ 5 comments 0 trackback

夫夫円満夫夫円満
(2014/07/11)
パトリック ジョセフ リネハン、エマーソン カネグスケ 他

商品詳細を見る


はじまりはいつもこうだ。

米国総領事として,
夫のエマーソンと共に大阪や神戸、京都、広島など
各地で行事に参加していると、
社長、部長、課長クラスの年配の男性がやってきて、
「それで、どちらがご夫人ですか?」と尋ねられる。

「どちらが妻というわけではないんです…
ゲイのカップルで…同性結婚ですから…
私が夫で、彼も夫。夫と…夫。夫がふたりなんです」
と答える。



『夫夫円満』はこう始まる。英文のタイトルは『HUSBANDS』。表紙にはにこやかに笑う中年の男性がふたり。彼らはお互い愛し合い、一生のパートナーとなった。

右手の白人男性はパトリック・ジョセフ・リネハン。大阪・神戸アメリカ総領事館総領事という外交官である。もうひとりはエマーソン・カネグスケ。カネグスケは金城と書くブラジル日本移民の3世。元ブラジル空軍の航空管制官である。彼らが2002年、日韓ワールドカップの年に日本で出会い、惹かれあって結ばれ、2007年、同性婚が認められているカナダのオタワで二人は結婚した。

日本は同性婚を認めていないLGBT後進国だが、リネハン総領事の夫、エマーソン・カネグスケ氏は、日本政府が外交官の同性婚のパートナーに対して、外交ビザを発給した初めてのケースとなった。

昨日もオーストラリアの水泳選手、イアン・ソープ氏が同性愛者であることをTV番組で告白したとニュースが流れた。ディズニーランドでレズのカップルの結婚式が行われたのを知っている人も多いだろう。

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイ・セクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害))はそれぞれの頭文字を取った総称である。セクシャル・マイノリティと呼ばれ、様々な差別を今でも受けている。宗教的な拘束が多い国ならなおさらだ。毎年6月をオバマ大統領が「レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・プライド月間にする」と宣言したことも大きな話題となった。

しかし昨今の日本では、少しずつ受け入れられ始めたようだ。毎日のテレビ番組にはオネエタレントが欠かせないし、性同一性障害を告白し、性転換を行ってもそれほど驚かれなくなった。

とはいっても、全人口の3%から10%ほどといわれるLGBTは少数派である。カミングアウトせず、ひっそり生きている人たちが多い中、公人の立場で夫夫(ふうふ)として立ち振る舞うふたりは見事だ。

本書にはそれぞれの生い立ちから、自分がゲイと気づき、悩み隠し、それでも「ありのままに」生きたくてカミングアウトし、お互いに出合うまでを綴っていく。そこには、男も女も関係なく、伴侶を見つける過程が記されている。

どうかTEDでのパトリックを見てほしい。彼は一卵性双生児だが、兄はストレートである。素晴らしい講演を見れば、何も言うことはない。ずっと円満で暮らしてほしいと願う。



日本語字幕対はこちら。
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