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豊竹嶋大夫引退興行 194回文楽公演

Posted by erkazm on 16.2016 伝統芸能・落語 0 trackback
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昨年人間国宝となられた豊竹嶋大夫師が引退する本公演。2月14日に通しで観てきました。

1部の「信州川中島合戦」は平成8年以来の公演で、初めてみましたが近松門左衛門の作品らしく人を引き付ける工夫が随所になされています。“妻がどもりで夫が片輪”と現代の舞台ではなかなかかけにくい二人が主人公。太夫の「どもり」の語りが印象的です。

3部の「義経千本桜」は何度見てもいいですね。今回は中納言知盛を桐竹勘十郎さんが初役で遣いました。玉男さんで観ることが多かったので、その違いも面白かった。玉男さんは船頭としての男っぷりがいいですし、勘十郎さんのは、武士なのにどこか公家っぽい感じがするのです。

お目当ての2部、は千秋楽まで満員だそうです。引退興行は口上から始まりました。呂勢大夫の口跡鮮やかな口上は見事です。演目は「関取千両幟」。猪名川を英大夫、鉄ケ嶽を津國大夫。おとわを嶋大夫が語ります。人形を遣うのはおとわに簑助さん。一門揃ってのこのお芝居はすばらしかった。腰を浮かせて熱演する嶋大夫を観るのはこれが最後かと思うと、胸が熱くなります。

私が最初に好きになりサインをいただいたのが嶋大夫さんでした。小さい身体のどこから出るのかと思うほどの大音声。床の下で舞台を観た時には、汗が降ってきたこともありました。

今回の舞台で、簑助さんの女形がいかにすごいのか、改めて感激しました。足元が危ないほどなのに、すべてが艶めかしく慎ましやかなのです。

終了後、拍手が鳴りやまず、会場全ての人が引退を惜しんでいました。ロビーには各方面からの蘭の花がたくさん。
嶋大夫蘭

国立劇場は、いま梅が満開。馥郁としたいい香りが漂っていました。
国立梅


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ひとみ座『乙女文楽』荒川公演 迫力に総毛立つ!

Posted by erkazm on 09.2016 伝統芸能・落語 0 trackback
乙女文楽 荒川公演 A4表-thumb

文楽好きが高じて、さまざまな人形芝居が気になっている。
乙女文楽は「ひょっこりひょうたん島」でお馴染みのひとみ座が継承しているひとり遣いの文楽。
太夫と三味線は女義太夫のプロたちだ。

実は何回か観ているのだが、今回の公演は迫力が違っていた。
『二人三番叟』は客席に降りて観客の五穀豊穣や幸せを祈りながら踊る。
間に乙女文楽の歴史と遣い方のレクチャーが入り、後半は『増補大江山酒呑童子』。

太夫は鬼女を竹本土佐子、渡辺綱を竹本越考。三味線は鶴澤寛也、鶴澤津賀花。
全身をつかって遣う人形のダイナミックな動きに満席近い観客は息を飲んで見つめている。

終演後はロビーでお人形たちがお見送り。
大満足のお芝居でした。

第174回文楽公演 @国立劇場

Posted by erkazm on 08.2011 伝統芸能・落語 0 comments 0 trackback
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2月の文楽は東京公演。皇居のまわりは梅が満開。

恒例の国立劇場小劇場で3部構成となる。
毎年、この公演は人気演目のハイライトが演じられる。

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今回は第一部が『芦屋道満大内鏡』から「葛の葉子別れの段」と「蘭菊の乱れ」と「嫗山姥」。

第2部は『菅原伝授手習鑑』から「道行詞甘替」「吉田社頭車曳の段」「茶筅酒の段」「喧嘩の段」「桜丸切腹の段」

第3部は『義経千本桜』より「渡海屋・大物浦の段」と「道行初音旅」

11時開演で終演が20時45分だから10時間ほぼ座りっぱなしなので、最後のほうはお尻がいたい。
それでもどうにかして観たい。
東京公演は最近ではプラチナチケットといわれているが、昨日はまだ空席がいくつか見受けられた。

インフルエンザの猛威のせいか、はたまた別のご病気か人形遣いの人間国宝、吉田文雀さんが休演。
『芦屋道満大内鏡』の主役ともいえる「女房葛の葉」を演じる予定だったが、急遽吉田和生さんに変更になり、和生さんの役だった安部保名を吉田玉女さんが演じた。

歌舞伎もそうだが、文楽もこのようにハイライトで演じられることが多く、通しでひとつの演目を観続けるということはあまりない。
そのためか、全体のストーリーを飲み込んでなかったり、前後を入れ替えて覚えていたりすることがある。イヤフォンガイドがうるさく感じるようになったら、だいたいストーリーが分かってきたころだ。

文楽ハンドブック文楽ハンドブック
(2011/01)
藤田 洋

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この2月、『文楽ハンドブック』第3版が発売となった。2003年に改訂版が出て以来なので8年ぶりである。浄瑠璃も人形遣いも三味線もずいぶん人が入れ替わった。そんな技芸員さんたちのプロフィールと主な演目のあらすじ、文楽の成り立ちや構成までもがコンパクトにまとめられたマニア必携の書。
私の枕元のおともである。

初春文楽公演@大阪国立文楽劇場

Posted by erkazm on 14.2011 伝統芸能・落語 3 comments 0 trackback
「恋はするものではなく、落ちるものだ」
江國香織『東京タワー』(新潮文庫)の冒頭の名台詞です。
出会った瞬間に「あっ」となり、もう夢中になってしまう…

5年前、文楽に出会った私は、まさに落ちました。

それから、東京国立劇場小劇場と大阪国立文楽劇場の本公演は欠かさず観ています。
実際、病膏肓」とは、このことかと。

友人は言います。
「なんでそこまで入れ込むの?たかが、人形劇でしょ」

そう、たかが人形劇ですが、されどが後に続くのです。
妖しく婀娜な姿は、人そのものが演ずるのとはまったく違う雰囲気を出します。
歌舞伎も好きで見ますが、海老蔵さんの件のように本人の素が見え隠れするのが、ちょっと邪魔。

というわけで今年も1月3日に大阪文楽劇場で初春公演の初日を見てきました。
この日はまず劇場前で関係者の挨拶があり、その後鏡開きがあってお人形がお酒を振舞ってくれます。
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鏡開き

文楽の演者さんには人間国宝の方が多くおられますが、
舞台の上で紹介するときには「国宝さんたち」と呼ばれています。
並んでいる人も、晴れ着で着飾る人あり、ドカジャンで裸足サンダルのおじさんあり。
妙に可笑しいし大阪らしい。

しかし、文楽人気は西低東高。
初日でありながら、2部はガラガラ。
ところが、2月の東京公演は電話予約で約1時間リダイヤル。
たぶん、ほとんど完売でしょう。


にらみ鯛

今年も文楽追っかけで始まりました。
そうそう、新春ハイライト手ぬぐい撒きでは1本ゲットしました。
てぬぐい
  

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